参考資料

対象土量の計算

対象土量計算の図

名称 L C
普通土 砂質土
岩塊・玉石まじり砂
1.20〜1.30
1.40〜1.45
0.85〜0.95
0.90〜1.00
粘性土など 砂性土
礫まじり砂粘性土
岩塊・玉石まじり粘性土
1.20〜1.45
1.30〜1.40
1.40〜1.45
0.85〜0.95
0.90〜1.00
0.90〜1.00

ほぐし率(L)=ほぐした土量/地山の土量
締固め率(C)=締固め後の土量/地山の土量
地山の土量=掘削すべき土量
ほぐした土量=運搬すべき土量
締固め後の土量=盛り土完成後の土量

[土量変化率の計算例]
(例 施工面積:10,000平方m 表層厚:100mm 締固め後の土量:1,000立方m L=1.20 C=0.85)

「締固め率(C)=締固め後の土量/地山の土量」より、「地山土量=締固め後の土量/C=1.000/0.85」

●リサイクル土量(掘削土量)
「締固め率(C)=締固め後の土量/地山の土量」より、「地山土量=締固め後の土量/C=1.000/0.85=1,176立方m」

●ソイルミックス舗装土量(必要土量)
「ほぐし率(L)=ほぐした土量/地山の土量」より、「ほぐした土量=L×地山土量=1.20×1.176=1.411立方m」

各種クレイ舗装材の性能比較表

(1) まさ土
(2) 緑色スクリーニングス
(3) 石灰岩スクリーニングス
(4) 粉砕岩・真砂土・混合土
(5) ソイルミックス舗装
(6) ソイルミックス舗装・保水Nマット工法

比較項目 (1) (2) (3) (4) (5) (6)
対候性
(季節・天候)
夏季
(日照り)
表層材が安定しているので埃がたちにくい。
冬季
(寒波降雪)
霜害・凍結が少ない。
溶霜雪が早い。
×
雨期 排水が早い。
耐久性 磨耗・変質 安定性に優れる。
太陽熱や雨などにより変色・変質しない。
経済性 建設費 材料費が低廉で、イニシャルコストが低い。
維持費 土砂の流失が少なく、メンテナンスが簡単で、ランニングコストが安い。
競技性 色彩度 自然色に近いので目が疲れない。
衣服やボールがよごれない。
平坦性 仕上がり面がよく締り凹凸になりにくい。
弾力性 フットワークが良い。
足首・膝に無理がない。
疲労感 疲労感が少ない。
危険度 怪我の危険度が少ない。
降雨後 雨上がり後すぐプレーができる ×
総合特性 身体の損傷・事故がなく、快適なプレーができる。
施設使用時間が長くなり、利用率が高まる。 ×

凡例 ◎:最も優れている ○:優れている □:普通 △:やや劣る ×:劣る

クレイグランドの硬度標準値(プロクターニードル貫入抵抗標準値:ポンド)

競技名 陸上競技場 野球場 多目的運動場 校庭(学校運動場) テニスコート サッカー場
貫入抵抗値
50〜110
30〜80
40〜100
50〜90
40〜110
30〜80
摘要 トラック及び助走路 芝生舗装を除く 芝生舗装を除く     芝生舗装を除く